映画『七つの会議』

CAST

八角民夫 やすみ・たみお

東京建電・営業一課の万年係長。通称「居眠りハッカク」。 どこの会社にも一人はいる、所謂“ぐうたら社員”。入社当時は敏腕営業マンだったらしいが……。

野村萬斎

1966年生まれ、東京都出身。祖父・故六世野村万蔵と父・万作に師事し、3歳で初舞台。94年に曽祖父・五世野村万造の隠居名「萬斎」を襲名する。『乱』(85)で映画初出演。その後、NHK大河ドラマ「花の乱」(94)やNHK連続テレビ小説「あぐり」(97)、「にほんごであそぼ」(NHK Eテレ)に出演するなど、狂言・能にとどまらず幅広く活躍。映画主演作に、『陰陽師』シリーズ(01・03)、『のぼうの城』(12)、『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』(16)、『花戦さ』(17)がある。『シン・ゴジラ』(16)ではゴジラのモーションキャプチャーアクターも務めた。世田谷パブリックシアター芸術監督を務める他、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開閉会式のチーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターに就任。

COMMNENT

現代劇でサラリーマンをやるというのは初めてなので、非常に挑戦だなと思いました。原作は大変有名な池井戸潤先生の作品で、すでに筋立てをご存じの方もいらっしゃると思いますが、八角はじめ登場人物は原作とは、ちょっと違う色合いな上に、映像ならではのスリリングな仕上がりなので、どんな方にもお楽しみいただける作品かと思います。八角はいろいろ謎めいたところがあり、アウトサイダーといいますか、クセ者の設定です。ある意味で、平凡な役どころは自分に回ってこないんだなとつくづく感じましたが(笑)、信念をきっちり持っている男として演じさせていただきました。福澤監督が細かく指示を出してくださったので、演技に集中できましたね。まさしく手に汗握る展開と、登場人物各々の人生を賭けたバトルが特に見応えのある作品になっているかと思います。

北川誠 きたがわ・まこと

東京建電・営業部長。結果第一主義のモーレツ管理職。社内の絶対権力者。 会社に全てを捧げ、甘えたサラリーマン根性の部下は完膚なきまでに叩き潰してきた。

香川照之

1965年生まれ、東京都出身。89年、NHK大河ドラマ「春日局」で俳優デビュー。第53回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ『鬼が来た!』(02) 、第59回カンヌ国際映画祭監督週間正式出品作品『ゆれる』(06)、第61回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞『トウキョウソナタ』(08)などの話題作に出演して、『劔岳 点の記』(09)で第33回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。近年の主な映画出演作に、『劇場版 MOZU』(15)、『クリーピー 偽りの隣人』(16)、『祈りの幕が下りる時』(18)など。また、ボクシングや昆虫に造詣が深く、「香川照之の昆虫すごいぜ!」(NHK Eテレ)にも出演中。

COMMNENT

池井戸潤先生と福澤克雄監督という黄金コンビの作品に再び出られることが嬉しくて、お声をかけていただけて良かったなというのが最初の感想ですね。僕はいつもあえて原作は読まないようにしているんですが、今回は読んでみたいと個人的に思い、久しぶりに小説を読ませていただきました。大変興味深い内容で、展開も面白く、映画としても福澤監督の作品らしい1本になるのではないかと感じました。北川は僕が今求められてるキャラクターを一番パターン化したような役どころなので、それを表現出来ればいいなと思いました。野村萬斎さんとは初めて共演させていただきましたが、とても芯が通っている感じがして、安心してぶつかっていけるという印象でした。

原島万二 はらしま・ばんじ

東京建電・営業二課長。名前通りの万年二番手、平凡を絵に描いたような男。 パワハラ騒動後、“華の”営業一課長に急遽抜擢される。

及川光博

1969年生まれ、東京都出身。96年、シングル『モラリティー』でアーティストとしてデビュー。 “ミッチー”の愛称で親しまれて注目を集め、98年にドラマ「WITH LOVE」(CX)で俳優活動スタート。音楽活動と共に、ドラマ、映画、CMなど多岐にわたる活躍を見せる。近年の主な映画出演作に、『小野寺の弟・小野寺の姉』(14)、『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』(15)、『僕だけがいない街』(16)、『相棒-劇場版Ⅳ- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』『サクラダリセット 後篇』(17)、 『祈りの幕が下りる時』(18)など。

COMMNENT

この作品に関しては断るという選択肢はなかったですね。台本をいただいて、最初はパーッと、二度目にゆっくり、そして三度目にじっくり読ませていただきました。それが何度読んでも面白く、これはやるしかないなと思いました。福澤監督の現場はとにかく熱いです。それが作品のパワーとなって、ちゃんと画面に表れているんですよね。ドラマ「半沢直樹」のときに経験したうえでの今回の参加だったので、監督の演出も楽しみにしながら撮影に臨みました。今作で演じた原島万二は、40代の悲哀が漂う男。組織の中でもがき苦しみながら、どれだけ理想を実現するかというところで精一杯頑張っているんです。同世代だけでなく、幅広い世代の方に共感していただける役どころだと思います。

坂戸宣彦 さかど・のぶひこ

東京建電・営業一課長。部長の北川が全幅の信頼を寄せるトップセールスマン。 部下である八角にパワハラで訴えられ、異動に。

片岡愛之助

1972年生まれ、大阪府出身。81年、十三代目片岡仁左衛門の部屋子となり、南座『勧進帳』で初舞台。92年、片岡秀太郎の養子となり六代目として片岡愛之助を襲名する。13年のドラマ「半沢直樹」(TBS)で一躍注目を集め、近年はNHK大河ドラマ「真田丸」(16)やブロードウェイミュージカル「コメディ・トゥナイト!ローマで起こったおかしな出来事≪江戸版≫」、舞台『酒と涙とジキルとハイド』(14・18)など多ジャンルで活躍。主な映画出演作に、『私は貝になりたい』(08)、『小川の辺』(11)、『マザー』(14)、『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』(14/声の出演)、『レインツリーの国』(15)など。現在、NHK連続テレビ小説「まんぷく」に出演。

COMMNENT

現実の社会においても大なり小なり、『七つの会議』のような事は実際にあると思います。そういった意味で、皆さんに共感して観ていただけるんじゃないでしょうか。物語は推理要素があり、ドキドキワクワクさせられて、そして心が痛んだり、ホロッとくる要素もある。出演している私が言うのも何ですが、素晴らしい作品だと思いました。また、サラリーマン役自体、非常に新鮮でしたね。ジャイさん(福澤克雄監督の愛称)の現場はドラマ「半沢直樹」以来で、懐かしさを感じました。及川(光博)さんも「半沢直樹」以来で、香川(照之)さんは普段からご一緒させていただいていますが、主演の野村萬斎さんとはお仕事の場でご一緒させていただくのは今回が初めてでした。新鮮なことにも、懐かしいことにもたくさん出合えた、楽しい現場でした。

三沢逸郎 みさわ・いつろう

老舗のネジ製造工場・ねじ六の四代目。経営難に陥っている。 過去に東京建電との取引があった。

音尾琢真

1976年生まれ、北海道出身。96年より演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーとして活動をスタート。05年から全国に活動の幅を広げ、大河ドラマ「龍馬伝」(10/NHK)、「花燃ゆ」(15/NHK)や「陸王」(17/TBS)、舞台「死の舞踏」(17)など数々の作品に出演。近年の主な映画出演作に、『日本で一番悪い奴ら』『森山中教習所』『金メダル男』(16)、『牝猫たち』『無限の住人』『たたら侍』『関ヶ原』(17)、『祈りの幕が下りる時』『サニー/32』『孤狼の血』『検察側の罪人』『止められるか、俺たちを』(18)など。19年4月から放送の連続テレビ小説「なつぞら」(NHK)に出演する。

COMMNENT

池井戸潤先生の作品は「陸王」以来。また出させていただいていいんですか!? と、嬉しい気持ちでいっぱいでした。しかも物語で重要な役どころ・ねじ六の社長役ということで、感無量でした。福澤監督とは3作品目で100%信頼しきっていますし、人間的にも大好きなので、今回もそのディレクションを受けられたことは幸せでした。役どころとしては、企業としてのプライド、ねじ職人としてのプライドをどれだけ出せるかだなと思っていたんですが、監督もそこを考えてくださっていて、うまく合致できたんじゃないかと思います。この作品はたくさんの謎が溢れています。それがひとつずつ明らかになっていくごとに観ている皆さんはきっと登場人物を大好きになっていくと思います。クライマックスはグッと胸に来るので、それを楽しみに観ていただきたいですね。

新田雄介 にった・ゆうすけ

東京建電・経理部課長代理。 プライドが高く、社内で犬猿の仲である営業部の “粗”を探す事に執着している。

藤森慎吾

1983年生まれ、長野県出身。04年、お笑いコンビ・オリエンタルラジオを結成。近年の主な映画出演作に、『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』(15/声の出演)、『闇金ウシジマくん Part3』(16)。日本語吹き替えに、『モンスター・ホテル2』(16)、『カーズ/クロスロード』(17)、『モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!』(18)など。

浜本優衣 はまもと・ゆい

東京建電・営業一課員。社内環境の改善のために ドーナツの無人販売を企画した。 寿退社を控えている……。

朝倉あき

1991年生まれ、神奈川県出身。近年の主な映画出演作に、『横道世之介』(13)、『かぐや姫の物語』(13/声の出演)、『白ゆき姫殺人事件』(14)、『4/猫 ねこぶんのよん「一円の神様」』(15)、『四月の永い夢』『BLOOD-CLUB DOLLS 1』(18)、『21世紀の女の子「Mirror」』(19)など。

佐野健一郎 さの・けんいちろう

東京建電・カスタマー室長。 元は“華の”営業一課で出世街道を歩いていた。 自分を切り捨てた北川に恨みを持っている。

岡田浩暉

1965年生まれ、群馬県出身。近年の主な映画出演作に、『劇場版 SPEC~天・結(漸ノ篇/爻ノ篇)~』(12・13)、『からっぽ』(12)、『御手洗薫の愛と死』『少女は異世界で戦った』(14)、『お盆の弟』『天空の蜂』(15)、『きょうのキラ君』(17)、『たった一度の歌』(18)など。

田部 たべ

ゼノックスの副社長。 絶対的な権力者である、徳山の腹心。

木下ほうか

1964年生まれ、大阪府出身。近年の主な映画出演作に、『破門 ふたりのヤクビョーガミ』『恋と嘘』『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(17)、『嘘八百』『空飛ぶタイヤ』『かぞくいろ -RAILWAYS わたしたちの出発-』(18)など。

淑子 としこ

八角の元妻。 とある理由で離婚しているが、八角の良き理解者。

吉田 羊

福岡県出身。近年の主な映画出演作に、『映画 ビリギャル』『HERO』(15)、『嫌な女』『ボクの妻と結婚してください。』(16)、『ラブ×ドック』『恋は雨上がりのように』『コーヒーが冷めないうちに』『ハナレイ・ベイ』『母さんがどんなに僕を嫌いでも』(18)など。

三沢奈々子 みさわ・ななこ

三沢逸郎の妹。 契約が減り、従業員が少なくなったねじ六を陰で支える。

土屋太鳳

1995年生まれ、東京都出身。近年の主な映画出演作に、『るろうに剣心』シリーズ(14)、『orange-オレンジ-』(15)、『青空エール』(16)、『フェリシーと夢のトウシューズ』(17/日本語吹き替え)、『PとJK』『兄に愛されすぎて困ってます』『トリガール!』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)、『となりの怪物くん』『累 -かさね-』『春待つ僕ら』(18)など。

奈倉翔平 なぐら・しょうへい

東京建電・商品開発部員。 東京建電で取り扱う数多くの商品と その部品を開発、管理している。

小泉孝太郎

1978年生まれ、神奈川県出身。近年の主な出演作に、『踊る大捜査線 THE MOVIE』シリーズ(03・10・12)、『交渉人 真下正義』『劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』(05)、『UDON』(06)、『瀬戸内海賊物語』(14)、『ベイマックス』(14/日本語吹き替え)、『スカブロ』(18)など。

星野 ほしの

若き八角が営業を行った老夫婦の息子。

溝端淳平

1989年生まれ、和歌山県出身。近年の主な映画出演作に、『君が踊る、夏』(10)、『高校デビュー』(11)、『麒麟の翼~劇場版・新参者~』『黄金を抱いて翔べ』(12)、『ボクは坊さん。』(15)、『珍遊記』(16)、『破裏拳ポリマー』(17)、『祈りの幕が下りる時』『輪違屋糸里 京女たちの幕末』(18)など。

飯山孝実 いいやま・たかみ

東京建電・経理部長。 社内では営業部の北川に並ぶ実力者。 営業部を目の敵にしている。

春風亭昇太

1959年生まれ、静岡県出身。82年に5代目春風亭柳昇に入門、92年に真打昇進。主な映画出演作に、『免許がない!』(94)、『忘れられぬ人々』(01)、『エクレール・お菓子放浪記』(11)、『ふしぎな岬の物語』(14)、『ママ、ごはんまだ?』(17)、『祈りの幕が下りる時』(18)など。

江木恒彦 えぎ・つねひこ

東京建電の下請け会社・トーメイテックの社長。 営業一課が扱うねじの部品を一手に製造している。

立川談春

1966年生まれ、東京都出身。84年、17歳で立川談志に入門して、97年に真打に昇進。古典落語の名手で「新世代の名人」と評され、00年に国立演芸場花形演芸会銀賞、03年には同金賞、04年には同大賞を受賞する。落語以外でも活躍を見せ、08年、師匠との思い出と前座時代を綴ったエッセイ「赤めだか」が講談社エッセイ賞を受賞。15年にはTVドラマ化もされた。13年、「黒い十人の黒木瞳Ⅲ/黒いカウンターの女」(NHK BSプレミアム)でドラマ初出演。以後、「ルーズヴェルト・ゲーム」(14/TBS)、「下町ロケット」(15/TBS)、「天才を育てた女房」(18/YTV)などに出演して話題を博す。17年には『忍びの国』で映画出演。他、映画出演作に『あいあい傘』(18)がある。

COMMNENT

ドラマ「下町ロケット」以来、久しぶりの福澤組で楽しくやらせていただきました。福澤組はハードだ、ハードだっていうけれど、僕はここで拾っていただいたというか育てていただいたので、それが当たり前だと思っていたんです。大変ではあるんですが、いくらか慣れたのか、前回と違って居心地が良かったんですよ。楽しいと思うようになっちゃってさ、これ、まずいんじゃないの!?と。落語家なのに俳優として、その気になっちゃってるよね(笑)。物語としてはみんながみんな、それぞれの立場で上手くいくように一生懸命なんだけど、もつれてしまう。そんな部分が僕が演じる江木に出せていたら大成功で、出せていなかったら、それもまぁもともとっていうことで(笑)。最後はスカッとさせる池井戸潤さんの作品の中で、この作品は“どうしますか?”と問いかけられる部分もある作品だと思うんです。あなたならどうしますか?その答えを出すためにも、ぜひご覧ください。

加茂田久司 かもだ・ひさし

東京建電・経理部経理課長。 営業部が行った転注についての報告を新田から受け、 役員会で追及する事を部長の飯山に進言する。

勝村政信

1963年生まれ、埼玉県出身。近年の主な映画出演作に、『極道めし』(11)、『クロユリ団地』(13)、『龍三と七人の子分たち』(15)、『U-31』 『だれかの木琴』(16)、『無限の住人』(17)、『ラスト・ホールド!』『蝶の眠り』『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』(18)、『凛-りん-』(19年2月公開予定)など。

村西京助 むらにし・きょうすけ

東京建電・副社長。 同期である梨田との出世競争に敗れ、 ゼノックスから出向した“外様”の役員。

世良公則

1955年生まれ、広島県出身。主な映画出演作に、『Wの悲劇』(84)、『雪の断章-情熱-』(85)、『十手舞』(86)、『cfガール』(89)、『斬り込み』『鬼平犯科帳』(95)、『カンゾー先生』(98)など。

梨田元就 なしだ・もとなり

強権的な態度で出世した、ゼノックスの常務取締役。 過去に東京建電に在籍し、営業部で八角と北川の上司だった。 古巣にゼノックス製の型落ち商品を一方的に押し付ける。

鹿賀丈史

1950年生まれ、石川県出身。近年の主な映画出演作に、『DEATH NOTE デスノート the Last name』(06)、『映画 解きはディナーのあとで』『武士の献立』(13)、『想いのこし』(14)、『相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』(17)、『CINEMA FIGHTERS「色のない洋服店」』(18)など。

宮野和広 みやの・かずひろ

東京建電の社長。 製造部から、叩き上げで社長に上り詰めた。 全社的なコスト削減を推し進めている。

橋爪功

1941年生まれ、大阪府出身。近年の主な映画出演作に、『家族はつらいよ』シリーズ(16・17・18)、『海よりもまだ深く』(16)、『破門 ふたりのヤクビョーガミ』『三度目の殺人』『吹く風は秋』『DESTINY 鎌倉ものがたり』(17)、『ウスケボーイズ』(18)、『あの日のオルガン』(19年2月公開予定)など。

徳山郁夫 とくやま・いくお

東京建電の親会社、ゼノックスの代表取締役社長。 徳山が出席する定例会議は“御前会議”と呼ばれている。

北大路欣也

1943年生まれ、京都府出身。名優・市川右太衛門を父に持ち、13歳の時に右太衛門と親子役を演じた『父子鷹』(56)で映画デビュー。以後、『八甲田山』(77)や『火まつり』(85)など数多くの作品で活躍して、NHK大河ドラマには主演作「竜馬がゆく」(68)をはじめ計8作品に出演。ソフトバンクモバイル「白戸家シリーズ」のCMでお父さん役の犬の声を好演して、同シリーズは『白戸家の10年 the CMovie』(17)として劇場公開もされた。07年に紫綬褒章、15年には旭日小綬章を受章。近年の主な映画出演作に、『桜田門外ノ変』『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』(10)、『うさぎ追いし 山極勝三郎物語』(16)がある。

COMMNENT

福澤監督はじめ、素晴らしいスタッフ、出演者の皆さんともご一緒できて、充実した現場だったと思います。そこに参加させていただいた喜びでいっぱいです。内容としても非常にシリアスで、緊張感がありました。現代社会とフィッティングしているストーリー。葛藤する人間の生き様が浮き彫りにされているので、ご覧になる方は非常に楽しいんじゃないかと思います。僕が演じた徳山については、これはもうぜひ映画を観て判断していただきたいですね。人間社会というのは奥深くて、そう簡単に白黒は付けられない。そういう世界で生きている男のひとりです。福澤監督との仕事は「華麗なる一族」での印象、インパクトが強くて、あれからもう十数年経っているんですが、お会いしたら昨日のように思い出しました。僕にとっても、すごく大きな節目となる出会いだったんです。また再会できて、同じ現場にいられるということがとても幸せでした。